SR400日常点検マニュアル

寒くなって日常バイクに乗られる機会が減り、
バイクが動かない事態も多発するかと思います。
随時、車種毎に点検ポイントをご紹介いたします。

今日は、SR400の日常点検についてポイントをご紹介いたします。

1.オイル点検

オイルレベルを見るためには、ステアリングヘッド後部にある
オイル注入口のゲージを使用します。
メインスタンドを立て、しばらく暖気運転を行ってください。
エンジンを停止させ2~3分程たったら、オイル注入口のキャップを取る。
キャップに設けられたレベルゲージから一度オイルを拭き取り、
再度キャップを注入口へ差し込みオイルの量をチェック。
オイルレベルがゲージのFとEの間にあることを確認、
併せて汚れの具合も確認することが大切です。

2.ガソリンの点検

ガソリンの価格が高騰していることもあり、
出来るだけチェックして、燃費を高める努力をしましょう。
給油時にはトリップメーターをリセットして、
随時燃費を確認しておけば異常時にも瞬時に確認できます。
(残量と質の低下に注意してください。)
エンジンがノッキング気味の場合、ガソリン劣化の可能性があります。
また、タンク内のサビも覗いてみてください。

3.スイッチ類の点検or電装類の点検

灯火類が点灯しない場合、事故の原因になります。
ブレーキランプが点灯しない場合、バルブチェックがポイントです。
是非定期的に確認しておきましょう。
ホーンボタンやキルスイッチなどがトラブル発生しやすいとのことです。
不具合が発生した場合には、出来るだけ早く対処しましょう。
特に車歴が古い場合はパーツがない場合も多々あります。

4.チェーンの点検

SRの場合は、基本的にノーマルのチェーンを使えば、
約30,000キロは持つと言われています。
(当然、通常走行でレース等仕様車は別です。)
チェーンの張り具合はチェーンの維持、そして安全走行のためにも、
定期的に点検したいものです。
前後のスプロケット間の中心でたるみ量が30~40mmならば正常です。
必ず、エンジンを停止させた状態で行ってください。危険です。

5.タイヤ・空気圧の点検

突然のトラブルに見舞われて、最も危険なのがタイヤです。
しかも、トラブル発生まで異常に気が付きにくいものです。
空気圧は月に一度はチェックしましょう。燃費も良くなります。
正規の空気圧は以下の通りです。タイヤが冷えた状態で計測しましょう。

1名乗車時     フロント1.75kg/立方センチ、リア2.0kg/立方センチ
高速走行/2名乗車時 フロント2.0kg/立方センチ、リア2.25kg/立方センチ

また亀裂、偏摩耗、スリップサイン等が出ていないかも確認しましょう。

6.ブレーキの点検

日常点検のなかでも特に重要なのがブレーキ回りのチェックです。
ブレーキパッドの残量とローターの摩耗、ブレーキフルード(ディスク車)、
ブレーキシューの残量とハブの減り具合、ワイヤーやロッドの確認(ドラム車)、
面倒ですが、動作状況と汚れ具合を確認の上、
大きな違いを感じた時には、必ず有知識者に確認してください。

ブレーキパッドの使用限度は、左右ともに厚さ0.8mm。
ディスクローターの使用限度は、厚さ4.5mm。
ブレーキフルードの量はロアレベルの上まで満たす。

7.レバーの調整

レバーの遊びや角度を調整しながら何度も走ってみることは、
乗り始めた時、部品交換時には確実にやっておきたい項目です。
レバーのアジャストは根元のゴム製カバーを取り外し、
レバー先端の遊び量を10~15mmに調整してください。(ドラム式)

レバー根元の10mmのロックナットを緩め、アジャスターを
プラスドライバーで回すと遊び量を調節できます。
また、クラッチケーブル取付口のダイヤルの大きい方が、
ロックナットになり、これを緩め、小さい方がアジャスターで、
これを回してアジャストしてください。

8.プラグの点検

プラブ本体もさることながら、プラグキャップやコード回りも
着実にチェックしておきましょう。
プラグキャップを取り外す際には、必ずキャップ本体を持って、
引き抜いてください。無理な取り外しはリークの原因になります。
同時にキャップやコードの表面、接続に異常がないかを確認。
特にキャップは振動によりクラッチが入りやすいので要注意です。
プラグの点検は、3000kmに1回はチェックしたいところです。
純正品は、NGK(BPR6ES),DENSO(W20EPR)になります。
締め付けトルクは、1.8kg-mです。

9.バッテリーの点検

バッテリーは基本的には2~3年の寿命がある、
メンテナンスフリータイプになっていますが、
バッテリーが無くなると、キック式であっても始動に手間取ったり、
イモビライザーが動かなかったり、電装部品のトラブル要因になります。
ちなみにSR用純正バッテリーについてはこちらです

バッテリーの設置位置は、取扱説明書にてお確かめ下さい。
脱着時にカバー等を破損しないようにお気を付け下さい。
バッテリーの充電時には、専用の密閉式対応充電器をご利用ください。
バッテリー維持用充電器はこちらで取り扱っています。

10.エンジンの始動

最後に、スマートなエンジン始動方法を今一度確認します。
左ハンドル下側についている「デコンプレバー」は、
バルブを開け圧縮を逃すための装置です。
エンジンが冷えている際には、キャブレターサイドにある
チョークレバーを引いてください。エンジンが暖まっていれば、
チョークを使う必要はないはずです。

始動方法。
最も重い位置までキックアームを踏み込む、
一番重くなったところで、デコンプレバーを握る、
勢いよくキックを再度踏み込めば問題がなければエンジンは始動します。

エンジンがすんなり掛からない場合、
バッテリー、エアクリーナーのつまり、電気系の不良が考えられます。

いつも快適にSRライフをおくるためにも、
是非ともタイミングを見て、日常点検を行われることを
お勧めします。それが、出来るだけ長く愛車を乗りこなす唯一の方法です。

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